黒島診療所から「黒島で遊泳中の男性1人が心肺停止状態で発見され、心肺蘇生(そせい)を実施している」との連絡が石垣航空基地にあり
大阪の57歳男性、友人らと遊泳中
1日午後1時38分ごろ、黒島診療所から「黒島で遊泳中の男性1人が心肺停止状態で発見され、心肺蘇生(そせい)を実施している」との連絡が石垣航空基地にあり、ヘリで八重山病院に搬送されたが、同日午後2時48分、死亡が確認された。死亡したのは大阪府池田市の元地方公務員、大上良隆さん(57)。石垣海上保安部では、誤っておぼれた可能性が大きいとみている。
黒島では2007年、水難事故で3人が亡くなり、町は同年9月に非常事態を宣言。注意を呼び掛ける看板を島内に設置するなどの取り組みも行われていただけに、地元では「本当に残念」(又吉智永黒島公民館長)とショックを受けている。
八重山で水難事故の犠牲者が出るのは今年初めて。
同保安部によると、大上さんは同日午前11時半ごろから友人6人とともに黒島の南側海岸でシュノーケリングしていたが、「気分が悪いので先に上がる」と友人に伝えたあと、見当たらなくなった。友人らが探したところ、海岸から約30メートル沖合でうつぶせで浮いているのを発見された。
同保安部や又吉公民館長によると、事故が起きた海岸は海水浴客にはほとんど知られていない。このため、前年、水難防止のために島内で行った看板の設置でも、設置対象にはなっていなかった。
このため、又吉館長は「海水浴客がほとんど行かない場所で事故が起こらないようにするにはどうするかが課題」と話し、町側と協議することを視野に、公民館内部で話し合う考えを示した。
大上さんらは過去にも観光で黒島を訪れたことがあるという。
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